レンタルサーバーの賢い選び方
まず目的を明確にする
レンタルサーバーを初めて利用する場合は、まず目的を明確にしましょう。HTMLでウェブサイトを構築するのか、MovableTypeやWordpressをインストールしてブログを構築するのか、CGIやPHPなどのプログラムを実行するか、目的や使用用途によって最適なホスティング業者が決まります。
用途別に必要な機能をチェック
レンタルサーバーを使用する目的を決めたら、その用途に必要な機能を考えましょう。すぐには必要のない機能も将来的に必要になる事も視野に入れて考えることは最適なレンタルサーバーを選ぶ第一歩です。
レンタルサーバー選択のチェックポイント
ディスク容量は大丈夫?
運営予定のウェブサイトが動画や多くの画像を掲載する予定がある場合はディスク容量が多い方が良いでしょう。またメールで使用するディスク領域とウェブサイトのHTMLファイルや画像で使用するディスク領域が共通になっているサービスも多いのでメールでファイルサイズの大きなファイルを添付したりすることが多い場合はディスク容量からメールで使用する容量を差し引いて考えましょう。
メールのアカウント数はいくつ?
メールのアカウント数とは簡単に言うと作成できるメールアドレスの数です。xxx1@sample.com、xxx2@sample.com ・・・など複数のメールアドレスを作成できるレンタルサーバーが多いです。個人でレンタルサーバーを借りる際にはメールアカウントが1つでも大して問題にはなりませんが法人で使用する際には多くのメールアカウントを作成できた方が良いでしょう。法人で複数のメールアドレスを使用する場合にはメールアカウント数に注意してください。
メールでのサポートだけで大丈夫?
初心者で技術的なスキルに自身が無い場合はサポートの充実度が大切になってきます。通常はメールでのサポートが基本ですが、メールではうまく伝えられない事も多いでしょう。運営に不安がある場合は電話サポートを行っているレンタルサーバーが良いでしょう。またサポートの対応時間も確認しておきましょう。
CGIやPHPなどのプログラムは必要?
運営予定のウェブサイトに掲示板やメール送信フォームがある場合はCGIに対応したレンタルサーバーを選ぶ必要があります。多くの掲示板やメール送信フォームなどのCGIはPERL、またはPHPで実装されている事が多いので実行するプログラム言語の種別を確認しましょう。ほとんどのレンタルサーバーのサービスでPERL、PHPの2つはサポートされていますが、さくらのレンタルサーバライトプランのように使用できる言語はPERLのみの場合もありますので注意が必要です。
CMSを使用する?
CMSとは「Contents Management System(コンテンツマネジメントシステム)」の略でブログなどのようにサーバーにインストールしたプログラムがあらかじめ設定されているHTMLテンプレートによりウェブサイトを自動生成と更新をする仕組みです。代表的なものとしてMovableTypeやWordpressなどのブログがそうです。CMSをインストールしてウェブサイトを運営する場合は、利用するCMSの動作環境を確認しましょう。MovableTypeはPERLとMySQLが必要でWordpressはPHPとMySQLが必要になります。また各ホスティング会社のサービスに動作実績としてMovableTypeやWordpressが挙げられているかどうか確認しておくと良いでしょう。
定期的にプログラムを自動実行するか?
プログラムの自動実行にはサーバーのCRONという機能が必要になります。CRONは上級者向けの機能なのでサポートされていないサービスも多く存在します。非常に限られた需要ですがプログラムの自動実行が必要な場合は必ずCRONの設定可否を確認しましょう。
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